2012年9月9日日曜日

せいろ

ルクエ等の電子レンジで使えるスチーマーが人気ですね。
我家では電子レンジ調理は殆どせず、なにかを蒸すときは中華蒸篭(せいろ)か圧力鍋に網を置いて蒸かします。
電子レンジはあたため機能しか使っていません。今時珍しいぐらい電子レンジを活用していないかもしれません(^^; 電子レンジで生から食材を調理するのは可能でも、そうやって調理した食材を摂取し続けることによる健康への影響(というか安全性)は、実はまだはっきりしていません。リスクを背負いたくないから使いたくないのと、安価なシリコン製のスチーマーや焼き型の安全性に疑問があるからというのが主な理由なんですが、それ以上に自分にとって使いやすい道具かどうかです。私にとっては電子レンジより蒸篭の方が使いやすく、仕上がりの味も好みなのです。


  蒸篭を買う前に、手持ちの鍋(深さがあるもの)の直径を正確に測り、いくつかの鍋で使えるサイズのものを買いさえすれば実に便利に使えます。
うちでは、20分以内で済む調理なら中華鍋に据えて、それ以上時間がかかる場合は水がたっぷり入る土鍋に据えて使っています。
夏の終わりにはとうもろこしを蒸かすのに大活躍してくれました。とうもろこしは外側の皮をつけたまま蒸かすと甘くて香りよく蒸かしあがります。



肉や魚等を調理する場合は、しっかり深さがある皿やクッキングシートを敷いて使えば手入れも簡単です。豚スペアリブの豆豉(トウチ)蒸し、棒々鶏等、脂が落ちて食べやすく仕上がります。
肉まんやあんまんを蒸かしなおす時も使ってみてください。電子レンジで蒸すと、皮が固くて中身は熱すぎる状態にしあがって、危険なうえにかなしい食感になってしまいがちですが 蒸篭ではそんなことありません。ふかふかの食感が甦ります^^

じゃが芋をまるごと蒸かす時、普通の中華蒸篭なら40分以上はかかりますが、圧力鍋に、すっぽり入る専用の蒸しざるを入れて蒸かせば20分弱で済みます。

寒い季節は台所があたたまっていいですよ~
…って、まだまだ33℃超えの関西の台所で言うことではありませんけどね…

2012年9月2日日曜日

ハプニング続き

仕事と家事とリハビリの忙しさにかまけてブログを放り出した夏でした。
いろいろなハプニングがあり、その事後処理等に時間を割かざるをえなかったのもあります。
7月下旬に車の接触事故を起こしたり、ロンドン五輪の最中にテレビが突然電源が入らなくなったり…と、なんだかついていないままようやく9月を迎えた感じです。
自動車の接触事故は勿論ショックで、言いたいことやもしかしたら困っているどなたかのお役に立つかもしれない事柄などもあるのですが、まだ揉めている最中でして、ブログにあれこれ書くのはよろしくないかもしれないので割愛します(^^;

テレビが点かなくなったのも大打撃でした。
2006年8月28日にコジマで約26万円で購入した東芝のREGZA 42Z1000でした。(今気づいたけど42インチだったんだ!37インチだとばかり思い込んでいました(笑))
今では薄型液晶テレビはこの1/3ぐらいの値段で余裕で買えてしまいますが、当時は高かったんですよ~ 
東芝の、RGBで黒を再現する技術に惚れこんだ私が「東芝のがいい!」と主張して買ったのでした。画面左下の方にドット欠けがあったりもしたのですが、まぁそれもも御愛嬌で、画質も音質も大変気に入っていたんです。
が、電源ボタンをおしても点かなくなり、また、異常に本体が熱くなる不具合も発生し、修理費用の見積をみて、「26万した家電が6年でぶっ壊れるなんて!26÷6で・・・1年につき4.3万円かよ!」と大変憤慨いたしまして。新製品のスペック&価格と見比べて検討した結果、サヨナラすることになってしまいました。

もうこれを機会にテレビなしの生活にしても私はよかったのですが(殆どニュースとDVDしか観ない)、テレビっ子の夫に泣かれて新しくまた薄型液晶テレビを購入。今度は夫がSHARPのがいいと主張してSHARP製の40インチがやってきました。
この値段でこのスペックなんて、そりゃメーカーが潰れてゆくはずだわと悲しくなりました。

ありていに言えば安すぎる。

今なにかと話題のSHARP。私らが買ったぐらいで何の役にも立たないのでしょうが、 日本メーカーには頑張って欲しいもんです。価格競争を勝ち残るために生産拠点を海外に移せば、国内での雇用がなくなります。働く場所がなくなったら働きたくても働けない人が増え、消費は落ち込み、収入が減れば納税額も下がり社会保障等は貧弱になり、結局経済は疲弊していってしまいます。
安いばかりを優先していてはアカンよなぁ…と思うんですけど…かく言う私も数万円以上払う家電については、安いところや保証でとんとんになるところなどを探して買います。家計に余裕が常にウハウハにある状態ではありませんから。
難しい時代です。